こんにちは!
結婚相談所の集客が得意なウェブ屋の橋本(@web_ya2021)です!
集客のためにYouTubeチャンネルを開設し、更新を始めたものの全く視聴されない!とお悩みではありませんか?
YouTubeは価値のある動画をひたすら更新すれば見てもらえる、というものではありません。
視聴回数が増える仕組み、増えない理由を理解した上で更新すると、意図的にYouTubeの視聴回数を増やすことができます。
私は自社で婚活動画を運営しています。
2014年に始めたYouTubeチャンネルは登録者数5.4万人。
2019年に始めたYouTubeチャンネルは登録者数1.5万人。
全て自分で考えYouTubeを研究し尽くした結果、入会をお断りせざるを得ないほどの集客ができるようになったので、あまり公開されていないリアルな内容を今回はお届けしたいと思います。
【著書プロフィール】
橋本美幸(@web_ya2021)
WEBコンサルサービスを提供するウェブ屋代表。
高卒で保険会社、エステサロン、フィットネスジムと職を転々とし、25歳で結婚相談所を起業。
現在はYouTubeチャンネル登録合計7万人以上の婚活チャンネルを抱え、WEBマーケティング、WEBコンサルタントとして活動中。
YouTubeの視聴回数が上がる仕組み
YouTubeを見てもらう入り口は全部で4つ。
- YouTube検索
- Google検索
- 関連動画
- SNS流入
自力で再生回数を増やすには、この4つの入り口を意識してユーザーの目に止まるYouTubeを更新する必要があります。
YouTube検索で視聴回数を上げる
YouTubeのSEO対策をする必要があります。
SEO対策はこの3つ。
- タイトル
- 概要欄
- タグ
- 動画内
集客のためにYouTubeを更新しているなら、最終目的は「自社サービスの利用」ですよね。
それであれば「新規顧客」に対して情報を発信しなければいけません。
結婚相談所を運営していると、ついつい「お見合い」「仮交際」というワードを使いがちですが、婚活をしたことがない人はそもそもこのワードで検索しません。
そのため「婚活で初めて会った男女の会話方法」とか。
「婚活アプリではなぜ結婚できないのか?」というタイトルの方が、アプリを利用しているけど結果が出ていない人に結婚相談所のメリットを訴求できますよね。
また動画内でもキーワードとなる言葉を発した方が良いとされています。
Google検索で視聴回数を上げる
先ほどのYouTubeSEOと似ていますが、YouTubeとGoogleでは検索されるキーワードが異なります。
Googleで検索をするということは、「悩みを解決したい」気持ちが強いユーザーと言えます。
そのためユーザーの悩みを解決する動画を投稿し、タイトルや概要欄にもそのキーワードを盛り込みます。
ただ、Google検索で「婚活」や「結婚相談所」というビッグキーワードを狙っても上位表示は難しいので、ニッチなワードで攻めましょう。
「婚活 30代 女性」「アラサー婚活 結婚する方法」こんな感じです。
関連動画を狙う
同じジャンルの関連動画に表示されると、視聴回数も増えやすくなります。
関連動画に表示される方法は、タイトルやタグに入っているキーワードを同じにすることです。
タグに関しては概要欄を右クリック→ソースコードを表示→「keyword」で検索をかけると見ることができます。
同ジャンルで伸びている動画と同じタグを入れることで、YouTubeg側が「関連」があると認識し、関連動画として掲載されやすくなります。
これは、ある結婚相談所の方が投稿しているYouTubeの「タイトル」です。
「婚活来島」「婚活工藤」と入れることで、確かに関連動画に表示されていますが、、
↓↓これはさすがに不自然ですよね(笑)↓↓
ひと昔前のブログタイトルのようです。
関連動画に表示されても、こういった小手先テクニックだけで視聴回数は上がりませんので、お気をつけください。
SNSで拡散して視聴回数を上げる
自社で運営しているSNSで動画更新を伝え、そこからアクセスを取り込む手法です。
あらかじめターゲットを絞って情報発信していれば、どのSNSでも「婚活に興味のある人」がフォロワーになっているはずです。
だから、あらゆるSNSでYouTubeを更新したと伝えれば、興味のある人がYouTubeを見てくれます。
Twitterのフォロワーを増やしたいからと、本来のターゲットではないフォロワーが混在していれば、集客の妨げになってしまいます。
だからこそ、最初にターゲットを決めて情報発信することが必須なのです。
YouTubeの再生回数を増やす12のコツ[自社チャンネルで実験済み]
視聴回数が増えない理由
毎日欠かさずYouTubeを更新しているのに、週に1回しか投稿していない人に抜かされた…
「なぜ?YouTubeに嫌われてるのかな?」と不思議に思うかもしれません。
が、YouTubeはAIが管理しているので、そこには必ず視聴回数が伸びない理由があります。
視聴回数が増えない理由1:ジャンルがバラバラ
YouTubeに嫌われる1つ目の理由は、ジャンルがバラバラの動画を更新してしまうこと。
今日はうちの可愛い愛犬を動画に。
次の日はルーティーン動画を。
その次の日は一人語りの動画を。
このようにジャンルがバラバラな内容を更新していると、一生かかってもYouTubeに評価されません。
ジャンルは必ず統一しましょう。
視聴回数が増えない理由2:サムネイルが一緒
サムネイルが「統一」されていることは良いのですが、毎回「同じ」サムネイルではいけません。
よく見かけるのが、右側に毎回同じ顔写真、左に文字が入っているサムネイル。
変えているのは、左側の装飾なしの簡素な文字だけ。
これだとインパクトがなく、動画を並べて見たときに全て同じサムネイルに見えてしまいます。
サムネイルで視聴されるか否かが決まりますので、動画内容に合わせたインパクトのあるサムネイルを制作しましょう。
視聴回数が増えない理由3:冒頭の挨拶が長い
毎回同じ挨拶、自己紹介をしてしまう人は、その時点で半分視聴者が離脱する傾向にあります。
ひと言挨拶なら良いですが、ここぞとばかりに30秒の自己紹介を毎回していては、いつも見てくれている視聴者にとっては鬱陶しくなります。
せっかくだから覚えて欲しい!という気持ちは分かりますが、YouTubeは「有益な情報を垂れ流し続ける」ことが集客の近道です。
余計な挨拶や紹介は抜きにして、ユーザーが知りたい情報を冒頭で伝えるべきです。
給与明細の公開も、最後にした方が視聴時間が長くなるのでは?と思いますが、視聴者は給与明細の中身を知りたいので早送りしてしまいます。
それなら、開始10秒にして公開し、その内訳を説明していくほうが視聴時間は長くなります。
全てにおいてユーザーファーストです。
視聴回数を増やしたら集客できる?
視聴回数を増やすとそれに比例して集客できる!と考えている企業は多いでしょう。
ただ、安易に考えていてはいけません。
YouTubeで集客できる本質的な部分を理解しましょう。
空いているニッチな層を狙う
YouTubeで「婚活」と検索すると同業者がズラッと出てきますよね。
同じ婚活という大枠で戦うより、ニッチな領域で戦った方が勝ち目はあります。
「バツイチ40代男性が婚活をして結婚する方法」というテーマに絞って情報発信すれば、初婚ではなくバツイチ男性が集まるYouTubeになります。
「元看護師が経営する医療従事者に寄り添った結婚相談所」でも良さそうですね。
このように特定の何かに特化するだけで、「それに該当する人」が安心して問い合わせできる相談所になるのです。
キャラ設定をして発信を尖らせる
YouTubeを使って集客を増やしたいなら、発信を尖らせる必要があります。
ネット上に転がっている情報と似たような話を動画にしたところで、「ユーザーの記憶」には残りません。
まずは知ってもらい、記憶に残り、また見てもらう。
面白い!他と違う!と思ってもらわないと継続して視聴してくれません。
「曲がったことは大嫌い!誠実なカウンセラー」というキャラで透明性のある発信をすれば、一度結婚相談所で嫌な経験をした人に刺さるかもしれません。
キャラというと白衣を着たり、髪を赤くしたりと想像するかもしれませんが、発信するスタイルを決めるという感じです。
抑揚をつけ飽きさせない
無表情で声に張りがなく抑揚もない。
こんな人の動画は3分も見れません。
ハウツー系の場合、10分の動画であれば4分ぐらいは見られないと、YouTubeから良い評価をもらえません。
もし視聴時間が極端に短いなら、視聴者が飽きて離脱している可能性が高いです。
いくら手の込んだ編集をしようと、お経のような話し方では見ることが苦になってしまいます。
動画で大切なことは表情、身振り手振り、話すスピード(大切な部分はゆっくり、それ以外は少し早口)、抑揚、声のトーンを意識すること。
この5つを意識せず、台本をつらつら読むだけではアウトです。
実際に私が運営しているチャンネルでも実験したので、間違いありません。
ゆっくり話している時より、早口でまくし立てるように話した方が視聴時間は伸びました。
最後に:YouTubeを更新する目的を見失わない
集客のためにYouTubeを始めたのに、いつしかチャンネル登録者数・再生回数を伸ばすことばかりに目を向けてしまい、本来の目的を見失ってしまった…
というのは過去の私です。
新規会員はどんどん増えていたのに、YouTubeの数字に一喜一憂していた時期がありました。
私たちはYouTuberではなく、YouTubeを利用して自社サービスへ集客するために、YouTubeを利用しているだけ。
このことを忘れてはいけません(自戒をこめて)