結婚相談所を経営していて、さらに売上を伸ばしたいけど、何をどうしたらいいのかわからない…。頑張りたい気持ちはあるけど、集客の手順がわからない…という方の疑問に答えます!
そもそもLP(ランディングページ )とは?
広告を出した時に遷移させる縦長ページのこと。
ホームページとの違いはLPを訪れてくれたユーザーに、見せたいものを見せたい順番に見せることができるという点です。
ホームページだと複数のページがあるので、Dという商品ページを見せたくてもAのページから入ってくる人もいれば、Cのページを見てすぐに離脱する人もいます。
そのためランディングページは売りたいものを売る、もしくは訪問ユーザーに何かしらの行動を促すためのものと思ってもらうといいでしょう。
結婚相談所のLPポイント
基本的なLP構成は以下の通りです。
ファーストビュー→悩み(共感)→原因と解決策の提示→サービス、商品オファー→ベネフィット→信頼、実績→クロージング
ランディングページを作成するときは、このような流れで構成して行くことが基本となります。
結婚相談所LPのコツ: ファーストビュー
訪問ユーザーが最初に目にする場所。
興味を持ってもらえなければ、コンマ数秒で離脱に繋がります。
最低限知っておいて欲しいことは、アレもコレもと文字や画像を入れ込まないこと。
パッと見た時にゴチャゴチャしていて何を売りたいのか分からなければユーザーはすぐに離脱します。
なるべく無駄な説明を省き、パッと見ただけでも何を売りたいのか理解できるようにしましょう。
結婚相談所LPのコツ:悩み、共感
ユーザーに沿った悩みを提起し共感を促す。
ランディングページを見てくれる人は広告タイトルに興味を持った人です。
例えば広告タイトルが「恋愛経験ゼロでも3ヶ月で結婚できるサポートを重視!」だとすれば。
遷移先のLPのファーストビューが「1年で結婚できます!」だと広告文とLPの相関性が低くなるため離脱率が高くなります。
広告で「3ヶ月結婚」と書いているなら、それに興味を持った人がLPに遷移するわけなので、LPも3ヶ月結婚で統一する必要があります。
ここは案外見落としがちなポイントかつ自分では気付きにくい点でもあるので意識しましょう。
結婚相談所LPのコツ:原因と解決
結婚できない理由やそれをどうしたら解決できるか?を提示する。
例えば。
結婚できないのはあなたがダメなのではなく出会いがないから。
ただ既婚者や結婚願望のない人と出会っても結婚には繋がらないので、独身かつ結婚願望のある人に出会う必要がある。
その人たちが集まる場所でたくさんの出会いがあれば結婚できる可能性が高くなります。
ということを伝えれば、結婚できないと絶望している人の心に光がさします。
そんな希望を与えることができれば、あなたの結婚相談所にも興味を持ってもらえるでしょう。
結婚相談所LPのコツ:サービス、商品オファー
ユーザーに沿った悩みを提起した後は、自社サービスを利用すればその悩みの原因を取り除き解決できると提示していきます。
例えば、婚活カウンセラーが会員さん1人に対し専属で1人つくので手厚いサポートが可能だから3ヶ月結婚も実現可能です、とか。
「なぜ3ヶ月で結婚できるのか?」婚活したことがない人は想像もつかないので、出会いから婚約、入籍するまでのプロセスを成婚した会員さんの事例を使って紹介する。
結婚相談所LPのコツ:ベネフィット
自社のサービスや商品を使うとこんな良い未来が待っていますよ、と想像させる。
当社に入会した会員さんのうち、1年以内に成婚退会した会員さんは84%です!(業界平均は52%)と明記すれば、あなたの結婚相談所に入会すれば、高い確率で自分も結婚できると思ってもらうことができます。
今まで婚活アプリや婚活パーティーに参加したけど良い結果に繋がらなかった人は、自分の力ではもう結婚は難しい…と感じています。
そんな先の見えない不安を抱えている人にとって、あなたのランディングページは希望の光となります。
LPを見ることでワクワクさせ、購買意欲を掻き立てられるようになれば、成功したも同然と言えます。
結婚相談所LPのコツ:信頼、実績
ワクワクさせた次は、利用者の声など第三者の声を入れてリアリティーを出しましょう。
「地方在住32歳のOL女性が、入会してわずか3ヶ月で5歳年上の商社マンと婚約!」など具体的に提示する。
そうすることで地方在住32歳の女性は
自分と状況が似ている人が3ヶ月で婚約できたなら自分も…
という気持ちになる。
自分より先に婚活し、結婚という目標を短期間で叶えている人がいるんだとわかれば、さらに期待感が高まります。
結婚相談所LPのコツ:クロージング
そこで欠かさずクロージング!
結婚相談所でもクロージングの仕方は様々で、資料請求を促している企業もあれば、無料カウンセリング、メルマガ、問い合わせをクロージングにしている企業もあります。
1つ言えるのは、ハードルが高いものほど成約率が低くなるということ。
興味ない人に自社を認知してもらうことを広告の目的としているなら、無料カウンセリングはハードルが高いと言えます。
興味ない人にまずは自社の良さを知ってもらうことが先決なので、この場合の最適なクロージングは資料請求かメルマガ登録となります。
認知目的→メルマガ登録、資料請求など受け身で情報を受け取れるもの。
購買意欲の高い人へアプリーチ→無料カウンセリング、問い合わせ、個別相談へ誘導。
結婚相談所でLPを利用するメリット
結婚相談所LPのメリット:離脱が少ない
たまにホームページをそのままランディングページとして使っている人がいますが、オススメできません。
ホームページだと複数のページがありボタンもたくさん設置されていますよね?
ページ間を移動するたびに30%の訪問者が離脱してしまうと言われているので、問い合わせフォームや無料カウンセリング申込みが下層ページにあれば、到達することなく離脱されます。
その点、ランディングページは他のページへのリンクが少ないので、ページ移動による離脱を減らすことが可能です。
結婚相談所LPのメリット:見せたいページを見せられる
ホームページだと滞在時間を伸ばすためにたくさんの情報が複数のページに渡って分割されています。
これは、訪問者が見たいページだけ見れるという良さもある反面、ユーザーが見たいページを自分で探さなければいけないというデメリットでもあります。
視覚的にわかりやすければ良いのですが、操作性が悪かったり、料金を見たいのに分かりにくい場所にあれば「もういいや」と離脱されます。
一方LPは、リンクのない縦長のページなので、訪問者が知りたい情報を順を追って説明できるのでストレスが少なくなります。
最後は問い合わせフォームなどアクションを促すためのボタンを設置するため、クリック率も上がります。
結婚相談所LPのメリット:流入経路ごとに訴求内容を最適化できる
訴求したいユーザーに向けてLPも変えることが可能です。
例えば、「30代結婚歴のある女性」に向けて広告を出した場合は、30代バツイチ女性向けのLPに遷移させ。
30代バツイチ男性向けの広告を配信するなら、男性用のLPに遷移させることができる。
男性向けに広告を配信しているのに、遷移先のページが女性を連想させる内容だと「間違えた」と思って離脱されます。
このようにLPは訴求したいユーザーに合わせて1つ1つ作ることができるので、成約率を大幅にアップさせることが可能になります。
万人受けするLPを作るぐらいなら、30代バツイチ女性にしか刺さらないLPを作った方が問い合わせが増える、ということです。
結婚相談所でLPを利用するデメリット
結婚相談所LPのデメリット:制作コストがかかる
先ほど伝えたように30代バツイチ女性向け、男性向けにLPを作って広告を打ち出すとなると、2つ分のLPが必要になります。
自分で作ろうと思えば作れるのですが、文章の構成や並び順を間違えるだけで成約率が大幅に下がってしまうのも事実。
ボタンの色や影のあるなし、ボタンの文字によっても成約率が変わります。
LPだけを制作しているプロもいるほど専門性の高い分野ですので、成約を増やしたいのであれば間違いなくプロに依頼すべきページと言えます。
自分で作っても良いのですが、それだけで時間がかかりお世辞にもキレイとは言えないランディングページが完成します。
広告費をかけて宣伝しても、その遷移先のLPが素人感満載だとユーザーは0.3秒で離脱します。
ユーザーは日々いろんなサイトを目にしているので、プロが作ったもの素人が作ったものの判別を一瞬でできる目を持っています。
結婚相談所LPのデメリット:作成後の分析が最重要
ランディングページは作って終わり!一生作り直さなくてOK!というものではありません。
ヒートマップを必ず導入し、ユーザーが何に興味を持っているのかを分析しましょう。
スクロール先の下部分のページを見る人が多いなら、その項目を上に引き上げるなど構成の改善にも繋がります。
広告文はクリックされるのに、LP内のアクションボタンを押してもらえないなら、広告文とLPの内容に差異がある可能性がある。
もしくは、ボタンそのものに原因があるのかもしれません。
ボタンの形を四角から角丸に変える、色を変える、「資料請求はこちら」から「資料請求する」に文言を変えるなど、改善をして何が原因かを探っていく作業が必要不可欠です。
これをせず放置していると、広告費をかけているのに会員が増えないという自体になりかねません。
結婚相談所LP(まとめ)
他社がどんなランディングページを作っているか確認したい場合は、「結婚相談所 東京」などと検索すればトップに「広告」が出てきますので参考にしてもいいでしょう。
誰もが知っているような大手結婚情報サービスはWEBマーケティングに特化した社員を雇用、もしくは外注しています。
ただ、個人事業主、中小零細企業においては自身で広告運用をしている結婚相談所が多いように感じます。
広告費は湯水のごとく流れていってしまいますので、正しい運用をしなければ全く効果が出ないのに何十万も費やしてしまうことになります。
独学で勉強して極めるか、手数料の20%を払ってプロにお願いするか。
どちらでも良いと思いますが、ビジネスはスピード感を持って取り組んだ方が勢いがつくと感じます。
LPを利用して広告運用をすれば、最短期間で新規会員を増やせます。
ただし、LP、広告文など全てユーザー目線で考えて作成する必要があるので、興味のある方は結婚相談所集客に特化した弊社へお任せください。