こんにちは!
結婚相談所の集客が得意なウェブ屋の橋本(@web_ya2021)です!
これから結婚相談所を開業する場合、実際にどのくらいの収入が見込めるのか、判断材料として認識しておくことはとても大切です。
もちろん、どのように開業し集客するのかといった条件によって収益が異なることは間違いありません。
しかし、どのくらい集客すれば収入がどの程度見込めるのか目安が分かっていれば、安心して開業することが可能となるでしょう。
そこでここでは、結婚相談所を個人や小規模事業で開業した場合の、収入と支出について詳しく解説していきます。
個人がスモールビジネスとしてスタートさせたケースを想定していますので、記事を読んでイメージを掴んでいただければ幸いです。
私も個人事業主から結婚相談所を開業した経験がありますので、実体験を交えつつお話をしていきますね。
私自身、25歳で結婚相談所を開業し、試行錯誤しながら集客を行い開業から5年後ようやく法人成りしました。
結婚相談所はどのようなビジネスモデルなのか?年商は?という疑問にお答えしていきますね!
結婚相談所を開業した個人や小規模事業での年収はどのぐらいになる?
ここでは、自宅や無店舗などスモールビジネスとして結婚相談所を開業し、無理なくスタートした場合の年収がどれくらいになるのかお伝えしていきます。
結婚相談所の収入には入会金や登録費などの項目があり、それらの収入から必要な経費を引けば、収入を掴むことができます。
ここでは、
- 会員数40名
- 毎月の入会が1名
- 2か月に1名の成婚
といった条件をもとにして、どれくらいの収入になるのか、その収支についてお伝えしていきましょう。
個人や小規模で見込まれる収入
結婚相談所を開業して、収入となるものには次の項目があります。
- 入会金・登録費:30,000円~100,000円
- 月会費:5,000円~20,000円
- お見合い料:5,000円~20,000円
- 成婚料:150,000円~400,000円
- その他:5,000円~400,000円
詳しい内容は次の章でお伝えしますが、入会者や会員からはこのような項目で費用を頂戴することになります。そのため、うまく収入を維持するためには、この費用設定がとても重要な意味を持つことになります。
仮に次のような価格設定で、上記でお伝えした条件で運営した場合の収入についてお伝えしてみましょう。
- 入会金・登録費:50,000円×1名=50,000円/月
- 月会費:5,000円×40名=200,000円/月
- お見合い料:5,000円×40名=200,000円/月
- 成婚料:150,000円×(2か月に)1名=200,000円(1か月あたり:100,000円)
- その他(ブライダル事業者への紹介料・セミナー費用など):50,000円/月
以上のような内訳となり、1か月での収入は600,000円となります。
個人や小規模で必要となる経費
次に支出となる経費について考えていきましょう。
もちろん運営する規模にもよりますが、経費を極力減らして運営することが可能です。必要となる経費には次のようなものがあります。
- 事務所やオフィスの費用:0円~100,000円/月
- 水道光熱費:0円~20,000円/月
- 通信費(電話・FAX・インターネット環境):0円~20,000円/月
- 加盟している団体への登録料や利用料:1名5,000円/月~
- 広告宣伝費:0円~20,000円/月
- その他:3,000円~20,000円/月
結婚相談所を個人や小規模で開業する場合には、自宅を活用したり、出張専門の無店舗で近くの喫茶店などを利用して運営することも可能です。
そのため、自宅リビングなどを活用すればオフィス費用は0円になりますし、出張専門の無店舗であっても喫茶店代程度の費用に抑えることができます。
そのようなスモールビジネスを想定すると、実際の経費は次の通りとなります。
- 事務所やオフィスの費用:0円/月
- 水道光熱費:5,000円/月
- 通信費(電話・FAX・インターネット環境):10,000円/月
- 加盟している団体への登録料や利用料:5,000円×40名=200,000円/月、利用料10,000円/月、新規会員登録料2,000円(1名)/月
- 広告宣伝費:0円/月(ブログを運営)
- その他:10,000円/月
以上のような内訳となり、1か月での支出は255,000円となります。
個人や小規模での年収はどのぐらいになる?
以上、収支をまとめてみますと次に通りとなります。
収入:600,000円
支出:255,000円
月間の収益:345,000円
となり、年間の収益は、4,140,000円となります。
結婚相談所を個人や小規模で開業した場合の開業モデル
- 入会金・登録費:30,000円~100,000円
- 月会費:5,000円~20,000円
- お見合い料:5,000円~20,000円
- 成婚料:150,000円~400,000円
- その他:5,000円~400,000円
結婚相談所を開業した場合の収入の内訳は上記の通りとなっています。
相場は結婚相談所によっても異なりますが、収入と集客とのバランスをうまく取っておくことによって、収入の維持に繋がります。
どのようなことに注意すべきなのか、1つずつご説明していきましょう。
入会金・登録費
結婚相談所に入会される際には入会金を頂戴いたします。
相場としては30,000円~100,000円程度であることが多く、会員の質を維持するためには30,000円程度は維持しておくことをおすすめします。
サポートに自信がある場合には高くすることができますが、その場合には提供できるサービスの質が良いものでなければなりません。¥
また入会時にはプロフィール作成のための登録料を頂戴いたします。入会金に含まれているという相談所も少なくありません。
個人で結婚相談所を開業する場合には、各種団体に加盟することがほとんどですが、連盟に登録している会員同士を紹介し合うことになります。
月会費
成婚に至るまでのサポート費用として月額で徴収するものとなります。
相場としては月会費5,000円~20,000円程度である相談所が多く見受けられます。
会員にとっては毎月の支払いになることから、無理なく続けられるくらいの費用が適切であると言えるでしょう。
お見合い料
お見合いが決定した際に頂戴する費用のことを指しています。
紹介だけではなく、日時、場所などの調整、身だしなみ、心のケアなどのサポートに対する費用となっています。
相場は一般的に5,000円~20,000円程度となっています。
中にはお見合い料を無料にして、積極的な出逢いを提供している相談所も少なくありません。
成婚料
会員が成婚した際に頂戴する費用です。
結婚相談所の「成婚」とは、一般的に言われる入籍したり、結婚式を挙げたり、同居して事実婚を果たすというものではなく、お互いに結婚の意思がある状態のことを指しています。
成婚料の相場としては、150,000円~400,000円となっています。
大手の結婚相談所では会員数を増やすことに重きを置いていますが、個人や小規模事業の場合では成婚を目指すビジネスモデルにして成婚料のウエイトを大きくしているのです。
その他
その他の必要としては、提携しているブライダル会社からの紹介料であったり、お見合いパーティの参加費用、セミナー参加料などとなっています。
ブライダル会社からの紹介料は1件当たり100,000円~300,000円程度が相場となっています。
また、お見合いパーティの参加費用、セミナー参加料は、5,000円~20,000円程度が相場であると言えるでしょう。
まとめ
これから結婚相談所を開業したいと考えている方のために、収入の目安についてご紹介しました。
結婚相談所の開業は、現在の仕事のほかに副業として取り組むこともできますから、上記で説明した収入が確保できるとなるとやりがいも感じることができるのではないでしょうか。
極力支出を減らすこともできますので、大きなリスクを感じずに運営することが可能です。ここでは、結婚相談所を個人や小規模事業で開業した場合の収入と支出について詳しく解説しました。
ぜひ参考にして、スモールビジネスとしてスタートさせてみてはいかがでしょうか。
結婚相談所をスタートしたばかりだと、とにかく安く設定して会員を集めようとされる方がいますが、途中で料金プランを変更する大変さを私は身に染みて感じています。
そのため、最初からある程度しっかりした料金プランにしておかないとサポート料と月会費が釣り合わない!
こんなに忙しいのに売上はこれだけ?!という状態になってしまうこともありますので、慎重に値段設定をされてください。
公式LINEでは、結婚相談所の集客方法をより具体的にお伝えしていますので、興味のある方はどうぞ!