こんにちは!
結婚相談所の集客を得意としているウェブ屋の橋本です。
今回は、新しいビジネスを思いつく「発想力」について掘り下げてお話ししたいと思います。
新ビジネスを思いつく人なんて、一握りの天才だけじゃないの?
あなたもこう思っているのではないでしょうか。
ですが結論、新ビジネスはある考え方を身につければ誰でも思いつくことができます。
「自分は凡人だから無理」と最初から諦めていたら稼ぐことができません。
そこで今回は、新ビジネスを思いつく発想力についてお話していこうと思います。
私は8年以上競合の多い結婚相談所を経営してきたことから、ライバルと戦わない領域で勝つ方法を熟知している方です。
今まさにレッドオーシャン領域で戦っている経営者様、新しいビジネスを模索している方はぜひ参考にしてみてください。
【著書プロフィール】
橋本美幸(@web_ya2021)
WEBコンサルサービスを提供するウェブ屋代表。
高卒で保険会社、エステサロン、フィットネスジムと職を転々とし、25歳で結婚相談所を起業。
現在はYouTubeチャンネル登録合計7万人以上の婚活チャンネルを抱え、WEBマーケティング、WEBコンサルタントとして活動中。
本記事の内容は動画でも話しています▼
新ビジネスを考える時の基本
「先行者利益」という言葉があるほど、誰よりも先に新しいことを始めるだけで利益を上げることができます。
反対に後追いする人は、同じことをしても大きく稼げません。
だからこそしっかり頭を使って戦略的に考える必要があるのです。
今回はどのように後発組が稼ぎ、新ビジネスを構築して行けばいいのか具体的な例を用いてお話ししますね。
新ビジネスの発想方法は水平思考が鉄則!
溢れんばかりのビジネスが世の中に存在しますが、まだまだブルーオーシャンの領域はあります。
後発組でも大きく稼いでいきましょう!!
1つの商品、サービスを選択する
新ビジネスを考える上で大切なのは、どの分野で新ビジネスを考えるか?です。
最初に思考の対象となるものを選択し、その特性を考えていきましょう。
例えば、エステサロンなら「リラックス」「お肌の改善」「スタッフに施術してもらう」「勧誘される」という特徴があります。
このエステを差別化し、世に売り出すためには?と考えていきます。
水平移動で考えていく
先ほどのエステサロンの特徴に対し、今から変化を加えていきます。
変化のさせ方は、逆転・代用・結合・強調・除去・並べ替えの6つの方法があります。
早速変化させてみましょう!
エステサロンに通う目的が「お肌の改善」であれば、これをサプリメントや自宅用美顔器で代用できないか。
「スタッフに施術してもらう」を「除去」して、自分で施述するセルフエステサロンはどうだろうか。
「勧誘される」を「逆転」して、勧誘を一切しないエステサロン、勧誘された場合は全額返金!をキャッチコピーにしてはどうだろうか。
このように考えることで、簡単に新しいアイディアが生まれ他社と差別化ができます。
超簡単なブルーオーシャン戦略!
すでに競合が無数にある分野に参入するときは、従来のサービスや商品から増やす、減らす、取り除く、付け加えるという発想をもとに差別化を図ります。
増やす:業界標準と比べて大胆に増やすべき要素は何?
減らす:業界標準と比べて思い切り減らす要素は何?
取り除く:業界常識としてサービスに備わっている要素のうち取り除くべきものは何?
付け加える:業界でこれまで提供されていない、今後付け加えるべき要素は何?
この4つを基準にして考えていけば、競合他社がまだ踏み込めていない空きポジションが見つかります。
定休日をズラす
美容院の定休日は月曜日や火曜日が一般的ですが、スタッフがローテーションで休みを取れば定休日を撤廃することができます。
これだけで月曜日、火曜日しか来店できないお客様の取りこぼしが減ります。
個人店で1人オーナーであれば、月曜日、火曜日のどちらか午前中を営業するなど工夫することも大切です。
定休日をズラす・なくすことで、今まで取りこぼしていたお客様を確保することができます。
営業時間をズラす
美容院の営業時間は大体9時~18時など、みんなが働いている時間が営業時間ですよね?
これだと平日仕事をしている人は美容院に行きたくても行けません。
それなら、朝7時~営業にして仕事前に立ち寄れるようにする。
もしくは営業開始時間を遅くして22時まで、深夜まで営業するなど他の美容院と営業時間をズラすだけで差別化ができ、顧客を増やすことができます。
休みの日にゆっくり時間をかけて行くもの=美容院の概念を転換し、仕事終わりに立ち寄れる美容院として売り出すのもいいですね。
仕事終わりの人の気持ちになれば、「1日仕事をして疲れている」わけです。
カットだけでなくヘッドスパも付いていれば、仕事終わりに行く理由がさらに付加されますよね。
価格をズラす(低価格)
めちゃくちゃ安くするか高くするかどちらかに振り切りましょう。
1000円カットがいい例ですよね。
1000円でカットする代わりに髪を洗わず手早く済ませる。
10分で終わるので、サラリーマンでも休憩時間にサッと立ち寄ることができる。
集客力が必要になりますが、回転率がかなり良いので価格が安くてもしっかり利益が出るビジネスモデルとなります。
1000円カットのターゲットは仕事の合間、もしくは休日でも髪を切るためだけに時間を費やしたくないという層になるので、従来の美容院が競合になることはありません。
これもマッサージやブローなどを「取り除いた」結果、新しいビジネスモデルになったと言えます。
価格をズラす(高価格)
反対に超高級路線に振り切るのもありです。
1人オーナーであればこちらの方が現実的かもしれませんね。
この時のターゲットは美容院に来てリラックスしたい、優越感に浸りたい層となります。
従来の美容院メニュー以外に、その人の好みに合わせてブレンドしてくれたフレグランスや香水を購入できるとか。
その場で、仕事用スーツをオーダーメイドできるなど、サービス面を強化しアパレルショップなどと美容院を結合させるという発想です。
従来の美容院であれば相場が1万円のところを全て込み込みで3万円にしても高いとは感じません。
1人のお客さんにしっかり時間をかけ丁寧な接客を心がけることで、自然と満足度も上がりリピートに繋がります。
まとめ
新ビジネス・ブルーオーシャン戦略はゼロから自分の頭で考えるより、このように水平思考、ズラす戦略で簡単に見つけることができます。
世の中にあるサービスで本当にゼロから1を作り出したものは少なく、今ある商品やサービスからあるものを取り除いたり、反対に付け加えることで新サービスが誕生しているのです。
ぜひこの考え方を身につけて新ビジネス構築のヒントにしていただければと思います。