こんにちは！
結婚相談所の集客が得意なウェブ屋の橋本（@web_ya2021）です！
結婚相談所にはさまざまな形態がありますが、仲人がつく昔ながらの「仲介型」をイメージする方は多いでしょう。
実際に大手と言われる結婚相談所も仲介型で成功した例はたくさんあり、これから開業する人や経営者にとっては良いモデルケースと言えます。
そこで今回は仲介型を含めた結婚相談所の種類や仲介型の相場や特徴・実例など幅広く解説していきます。
- 仲介型の結婚相談所の相場と特徴
- 仲介型の結婚相談所のメリットとデメリット
- 仲介型の結婚相談所の実例
結婚相談所の3つの種類
結婚相談所には大きく分けて3つの種類があるのをご存じでしょうか。
それぞれ「仲介型」「データマッチング型」「インターネット型」と呼ばれており、形態やサービス内容が大きく異なります。
仲介型との違いを比較するためにも、ここでは3種類それぞれの特徴や魅力について解説していきます。
仲介型
「仲介型」の結婚相談所ではアドバイザーやコンシェルジュが会員一人一人につき、婚活のサポートを行います。
相性の良い相手を見極めて紹介することに始まり、お見合いのセッティング・立ち合いなど成婚まで手厚いサポートが特徴です。
入会時から担当となるアドバイザーが会員登録されたプロフィールや希望をもとに候補者を立てる仕組みなので、自分からアクションができない会員や婚活初心者から支持を得ています。
また、デート時の服装など会員から婚活に関する相談を受けて解決へ導くこともあります。
データマッチング型
「データマッチング型」は会員が自ら相手を見極めてアプローチをしていく形態の結婚相談所です。
登録している会員のデータをもとに条件に合う相手を自分で探すことになるため、活発に婚活を行う会員が集まりやすいでしょう。
さらに、データベースに登録するには一定の基準をクリアすることや身元の保証が条件となります。入会費用も安くはないので結婚に真剣な会員が増えやすいのも特徴です。
また最近では仲介型とデータマッチング型を組み合わせた「ハイブリッド型」の結婚相談所も登場しています。
インターネット型
「インターネット型」は婚活アプリや婚活サイトなどオンライン上で結婚相手を探すサービスです。
条件をもとに会員を検索して、相性が合うと感じた相手に自分からアプローチをかける必要があります。その後のやり取りや出会い・交際・結婚の流れすべてを会員自ら行うことになるので、自由に婚活したい層から支持されている形態です。
入会から退会までインターネットで完結できることや入会費が安いことから、仲介型・データマッチング型と比べてライト層が集まりやすい傾向にあります。
仲介型の結婚相談所の相場と特徴
料金は利用者が結婚相談所を選ぶ基準になる重要な要素です。
安すぎれば運営が厳しく、高すぎれば会員が集まらないためちょうど良い設定が求められますが手厚いサービスが魅力の仲介型ではどのくらいが相場となっているのでしょうか。
ここでは仲介型の料金相場や特徴について解説していきます。
仲介型の結婚相談所の相場
仲介型の結婚相談所での婚活には「初期費用」「会費」「お見合い料」「成婚料」「オプション料」など項目ごとに料金が設定されています。
それぞれの相場と1年間で成婚・退会した場合の総額を以下の表にまとめてみました。
| 初期費用（入会金など） | 1～20万円 |
| 会費（月会費・お見合い料など） | 1～2万円 |
| 成婚料 | 5～30万円 |
| 総額（1年間で成婚） | 30～70万円 |
初期費用や成婚料は入会時・退会時に一度のみ発生しますが、月会費は1か月ごと・お見合い料は1回のお見合いごとに発生します。
そのため1年間の総額は相場で30～70万円となりますが、婚活が早く終わればもっと安くなります。逆を言えば長引くことになるとどんどん総額は上がってしまうでしょう。
仲介型の結婚相談所の特徴
仲介型の最も大きな特徴が専任のアドバイザーが会員を成婚までサポートすることです。
アドバイザーとしても会員を成婚させることが目標となるため、料金体系も成果型となっていることが多いでしょう。会員が成婚に至った場合に支払われる「成婚料」を設けている相談所がほとんどです。
また、担当者が会員1人1人を手厚くサポートするのも特徴の一つです。
マッチング型やインターネット型は会員が能動的に婚活を進める必要がありますが、仲介型は会員の紹介から成婚まで専任のアドバイザーがお世話することとなります。
お見合いのセッティングはもちろん、当日の立ち合いや服装チェック・異性との接し方などさまざまな相談を受けるでしょう。
仲介型の結婚相談所のメリット
仲介型の結婚相談所では経験豊富な婚活のプロが相手を見極めるため、会員に合った相手を斡旋できるというメリットがあります。
会員が自ら相手を探すインターネット型やマッチング型は好みや条件に偏ってしまいがちです。その結果、「何度お見合いを申し込んでも交際まで進まない…」といった失敗を繰り返してしまう恐れがあります。
仲介型では客観的な目で相手を紹介したり、相談に乗ったりすることで会員を成婚に導くことができます。また、成婚料を設けることの多い仲介型では会員の真剣度も高いのが特徴です。
決して安くはない費用を払って婚活するのですから当然でしょう。
早く婚活を終わらせるため真剣に婚活と向き合うため結果的に成婚が早まります。
成婚・退会が早ければ新しく入会した会員や婚活中の会員のお世話がスムーズになるため、アドバイザーのモチベーションアップにもつながるというメリットもあります。
仲介型の結婚相談所のデメリット
仲介型はサポートやサービスが充実しているというメリットがある一方で、料金が高額になりがちというデメリットもあります。
例えば最も気軽に婚活を始められるインターネット型、いわゆる婚活サイトやアプリでは入会費無料のサービスも多数存在します。
その点仲介型は初期費用から退会時の成婚料まで、数十万単位の費用がかかるのでお金に余裕がない人は入会が難しいでしょう。
ほかにも専任のアドバイザーと会員の相性が合わず「紹介される異性が気に入らない」などクレームが発生する可能性があることもデメリットです。
担当を変更するなど回避する方法もありますが、相談所そのものの評判を下げてしまう可能性もあるので慎重になる必要があります。
仲介型の結婚相談所の実例
インターネットの普及に伴い婚活アプリやサイトが台頭してきた現代ですが、仲介型の結婚相談所は今も根強い人気を誇ります。
特に仲介型はアプリやサイトで婚活に失敗した人の『駆け込み寺』となることが多く、手厚いサポートを望む会員がほとんどです。ところが、どのようなサービスを展開すれば会員の満足につながるのかわからないという方も多いでしょう。
そこでこの章では大手結婚相談所である「パートナーエージェント」「IBJメンバーズ」の事例をご紹介します。
パートナーエージェント
パートナーエージェントでは「成婚コンシェルジュ」と呼ばれる専任者が会員の婚活をサポートします。
5万人を超える会員ネットワークを利用してぴったりの相手を紹介するためさまざまな会員と出会うことが可能です。また、成婚コンシェルジュは会員へのインタビューを通して最適な婚活計画の設計も行います。
成婚まで何をどうすればよいのかわからないという会員も安心して婚活に臨むことができるでしょう。
さらに専任者だけでなく複数のコンシェルジュがチームとなって会員のお世話をしていくことも特徴の1つ。例えばお見合いから交際に発展した場合は会員双方のコンシェルジュが連携して成婚をサポートしていく仕組みとなっています。
IBJメンバーズ
IBJメンバーズの「婚活カウンセラー」は充実したお見合い・交際サポートで会員を成婚に導きます。
会員同士をお見合いへつなげるにはプロフィールに掲載する自己PR文が大切ですが、IBJメンバーズでは婚活カウンセラーが会員の魅力を引き出すような添削を行ってくれます。
さらに、お見合い時の日程調整やフィードバックはもちろん、交際意思の確認から返事の代行まで気持ちの橋渡しをサポートします。
交際中には成婚につながる交際の進めかたや、2人の結婚観をすり合わせるためのアドバイスも行います。また、成婚の決め手となるプロポーズプランもカウンセラーに相談できるため会員も安心できるでしょう。
まとめ
今回は結婚相談所の種類や仲介型の相場や特徴・実例などについて解説しました。
結婚相談所には会員が自分から相手を探してアプローチする「マッチング型」や婚活アプリ・サイトなど、オンライン上で婚活する「インターネット型」、仲人が間に入り会員のお世話をする「仲介型」の3種類があります。
なかでも仲介型は相性の合う相手を斡旋するなど、手厚いサポートが会員にとって魅力です。
仲介型の結婚相談所は、1年間で成婚した場合の総額が30～70万円と高額で、資金に余裕のある人しか入会できないというデメリットもあります。
しかし、近年では無料の婚活アプリ・サイトも台頭してきていますが、仲介型は今でも根強い人気があります。
成功した大手結婚相談所の事例を参考によいサービスを目指しましょう。
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