こんにちは!
結婚相談所の集客が得意なウェブ屋の橋本(@web_ya2021)です!
結婚相談所を開業したいと思ったときに、開業して年収はいくらくらいだろうかと気になりますよね。開業する前に収入や支出の見込みを立てて、「これだったら大丈夫」という見通しを持つことが必要です。
この記事では、結婚相談所を独立開業した場合の年収、収入と支出の内訳を紹介します。どのくらいの収益が見込めるかの参考にしてください。
結婚相談所を独立開業した場合の年収
最初に結婚相談所を独立開業した場合に、いくらくらいの年収が見込めるのかを見ていきましょう。
結婚相談所を経営するのは2つのパターンがあります。
1つはフランチャイズで経営するパターン。
もう一つは完全に独立して経営するパターンです。
完全に独立して開業する場合は、年収はいくらくらいでしょうか。
一般的に、結婚相談所で得られる収入源は以下になります
- 入会金
- 月会費
- お見合い費
- 成婚費
- パーティー・セミナー参加料
例えば会員数30名、毎月の入会2名、3カ月に1回の成婚の場合、入会金30,000円、月会費5,000円、成婚費200,000円という料金設定でしたら、月会費、入会金、成婚費で収入は332万円です。
これに、お見合い費や、パーティー・セミナー参加料などを加え、経費を差し引くと年収は400万円~600万円程度となります。
結婚相談所を経営した場合の収入は何がある?
結婚相談所を経営した場合の主な収入源は、先ほども紹介したように入会金や月会費、お見合い費などです。
結婚相談所によって、入会金と月会費だけが必要で、お見合い費や成婚費が必要ないところもありますし料金の設定もさまざまです。
一般的にはどのような収入源があり、それがどのくらいの金額に設定されているかというのを紹介します。
入会初期費用
会員が結婚相談所に入会するときに支払うのが入会初期費用です。無料のところもありますが、20,000円から100,000円と価格にはそれぞれの結婚相談所で差があります。
入会時には、ちょっとしたカウンセリングや、入会する結婚相談所のシステムの説明なども行います。
また、プロフィール写真も、持ってきていただくのか、その結婚相談所が紹介したプロのカメラマンが撮影するのか、その費用は別途かかるのかなどそれぞれ異なります。
経営者側からしても、入会する方が増えれば増えるほど入会初期費用を貰えるので集客には力を入れましょう。しかも、会員数が多くなればなるほど、紹介できる相手も多くなり成婚率も高まるでしょう。
月会費
会員の方々からは毎月、月会費をいただきます。金額は5,000円から20,000円が相場です。この月会費は会員システムの利用や、相手を選ぶお手伝い、結婚に向けてのさまざまなアドバイスなどの業務が含まれます。
大手の結婚相談所などでは、お互いの希望条件が合う人を月に一定数紹介したり、写真などにより自分で相手を検索できたり、コンサルタントが直接相手を紹介したりなどのサービスもあります。
結婚相談所を経営する際には、月会費をいくらにするかによってかなり収入に差が出るでしょう。
しかし、あまり高くしても会員になる方が少なくなるため、月会費をいくらいただいてどのようなサービスをするというのはしっかりと決めておきましょう。
お見合い費
お見合い費とは、会員同士がお見合いをするときにいただく費用です。スケジュールの調整や、会場のセッティングなどを行います。
相場は5,000円から15,000円です。
付き添う場合は別途費用をいただく場合もあります。結婚相談所によっては入会初期費用や月会費を高めに設定して、お見合い費は無料というところもあります。
お見合い費がかかる場合は、会員同士がお見合い費を払ってまで会いたい相手であるかどうかを慎重に見極め、本気の相手にしか会わないでしょう。しかし、お見合い費が無料の場合は、とりあえず会ってみようと思うかもしれません。
どのような設定にするかは自由なので、経営する結婚相談所のコンセプトに沿って決めましょう。
成婚費
成婚費は会員同士の結婚が決まったときに支払う金額です。この成婚費が発生するタイミングですが、結婚相談所により規定が違います。
婚約したとか、籍を入れた時点ではなく、両方の親にあいさつに行った時点だったり、プロポーズした時点だったりもします。なにをもって「成婚」とするのかをはっきり決めて、その旨会員にきちんと説明をしておくことが大切です。
成婚費は、結婚相談所によって大きく異なります。成婚費を設定していない結婚相談所もありますし、20万~30万のところもあります。
成婚費を設定するメリットは、結婚相談所の収入にもなりますし、会員も成婚料を払ってでも結婚しようとする本気の会員が集まりやすいでしょう。
デメリットは、成婚費がかからない方が一見お得に思えますので、会員を集めにくいところです。成婚費をいただく場合は、成婚費の意味合いをしっかり説明することが重要です。
パーティーやセミナーの参加料
結婚相談所では、会員の男女の出会いのためにパーティーを主催するところが多いでしょう。また、婚活にまつわるさまざまなセミナーを主催し、参加者の方から参加料をいただきます。
パーティーの場合は、少人数で行うものから、50名から100名の大人数のものまでさまざまです。参加費は、男性の方が高めに設定されることが多いようです。
セミナーは、以下のようなものが多いです
- どのようにデートをしていいのかわからない方のために、異性とどのようにコミュニケーションをとっていけばいいのかのセミナー
- 男性や女性に向けてファッションや身だしなみについてのセミナー
- 第一印象をアップさせるコツのセミナー
婚活を成功に導くようなセミナーを主催しましょう。
結婚相談所を経営した場合の支出は何がある?
結婚相談所を経営した場合の収入を見てきましたが、今度は支出を見ていきましょう。
主な支出は
- 通信費
- 連盟に加盟するとすれば、連携への加盟費
- 広告宣伝費
などがあげられます。
結婚相談所は事務所が必ず必要というわけではないので、店舗や事務所を持たないのであれば支出は抑えられるでしょう。また、商品を仕入れる必要もないため、仕入れの料金もかかりませんし、商品を置いておく場所の確保などもしなくてすみます。
通信費
結婚相談所では、会員の登録などでインターネットを使います。また会員の方に電話したり、婚活パーティー会場を押さえたりで電話などをかけることもあるでしょう。
さらに、SNSで結婚相談所のことを宣伝したり、ホームページを開設したり、ブログを書いたりするのにもインターネットの通信が必要です。ですので、インターネットや電話などの通信費が支出としてあげられます。
費用としては、お使いの携帯電話やインターネット回線のプランによっても変わってくるでしょう。固定電話はなくても結婚相談所を経営することはできますが、あった方が信頼につながりますので、固定電話の設置も検討してください。
通信費は月々20,000円程度を考えておけば大丈夫でしょう。
連盟への加盟金とシステム利用料
結婚相談所のフランチャイズに加盟する場合は、連盟への加盟金とシステム利用料が必要になります。
どの連盟に加盟するかにより、加盟金やシステム利用料も変わりますし、登録されている会員数も異なりますので、しっかりとシステムを理解して加盟しましょう。
加盟金も50万から160万とかなり開きがあります。
例えば、大手の日本結婚相談所連盟に加盟する場合、必要な経費は
- 加盟金160万円
- 研修費0円(加盟金の中に含まれる)
- ネットワーク月会費(カウンセラー1名の場合)1.88万円
- 会員登録費2,000円/1人
- 会員月利用料500円/1人
となります。
加盟金は、加盟する時だけの支払いです。その他に月々かかるのは、ネットワーク月会費と会員を登録するときに発生する料金、会員数に応じての月利用料となります。
広告宣伝費
「結婚相談所がここにある」ということをみなさんに知ってもらわなければ、会員は集まりません。そのために広告を出したり宣伝をしたりするのですが、その広告を出すところも新聞や雑誌、SNSなど、さまざまな方法があります。
大手の結婚相談所は広告にかなりの予算を割いていますが、小規模経営の場合、使える広告費も限られてくるでしょう。広告宣伝費をどのくらいにするかは自分で自由に設定できます。そのため、目安となる金額はありません。
チラシを自分でポスティングすると、チラシの印刷費だけで済みますし、SNSを利用して宣伝するのであれば、SNSは無料で利用できます。近年はインターネットで婚活をする方が多いので、Web広告を利用してもいいでしょう。
まとめ
結婚相談所を経営した場合の年収と収入や支出の内訳を見てきました。
意外に支出が少なくて、これなら起業資金が少なくても始められると思う方も多いでしょう。
しかし、開業しようと思うのならば、収入と支出をしっかりと把握し、経営のめどを立ててから始めましょう。
結婚相談所は開業しやすいため、しっかり考えずに開業し、失敗する方も少なくありません。
まずは収入と支出の内訳を把握し、料金設定を行いましょう。
料金設定は年収にもつながるので、競合調査をしながらしっかり検討することが大切です。
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